ホーチミン, 人間ドック, 医療

いつまでも続けたい人間ドック

人間ドックは何歳まで受ければ良いという性質のものではありません。確かに一度受けて問題が無ければ良いという考え方もあります。人間ドックを受けるのにお金もある程度かかりますし、仕事をしている人は時間がとれないので一回切りで終わらせたいと考えることもあると思います。しかし、それでは本来の人間ドックの効果が発揮されない可能性もあります。

そもそも、人間ドックというのは毎日の暮らしを安心出来るようにするものです。病気の心配がないことで、QOL(生活の質)を上げるために受けます。一度受けてその時は異常がなくても、期間が経てば何か病気にかかる可能性だってあります。また、生活習慣によっては思わしくない症状が出てくる可能性もあります。

実際、100歳になっても人間ドックを続けているという人もいます。実際に治療に耐えうる体かどうかはともかくとして、日々の養生を行おうという動機づけにもなります。なので、たとえ高齢になったとしても検査を受けて安心して暮らすことは大切でしょう。それと同時に、高齢になってきたら、かかりつけ医も決めておくと安心です。

高齢の場合には検査で異常が見つかってもそのための治療で体がもたない可能性もあるからです。そうすることで、重篤な病気になってからの「こんなはずではなかった」という後悔する確率を下げることが出来ます。どのように生きるかを大切に考え、検査の本当の意味を理解していくことが大切です。

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