身体に異常がないかどうか調べることができる人間ドックは、様々な医療施設で受けられるようになっています。人間ドックの種類としては、1日ドックや1泊2日のもの、脳ドックなどのコースを耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。医療施設で行われている検査は、たくさんの種類がありますので自分に適したものを選択することが大切になります。検査を受診する目的は、病気の早期発見であったり、病気の予防にあるわけですので、検査内容としても幅広い分野で受けられるようになっています。
近年の医療機関で行われている人間ドックの種類では、大腸がんの検査をしたい人や、脳梗塞になりやすいかどか調べたいなどの個々人における調べたい内容について、検査項目を選択できるものが増えています。1日ドックのコースの場合でも、脳を詳細に調べることができる脳ドックや、心臓の状態を確認することが可能な心臓ドックなど、身体の各部位において専門的に調べることができるコースが作られています。人間ドックを受診する前に、医療機関ごとの検査項目やコースの内容を把握しておいて、自分が気になっている病気の検査を受けられるかどうか確認しておく必要があると言えます。人間ドックのコースとして用意されているものの内容は、オプション検査にどのようなものを付け加えるのかによって呼び方が変わります。
日帰りドックのコースにMRIや高次元の脳検査が行われるときには脳ドック、心電図検査や心臓の超音波検査などが受けられるコースのことは心臓ドックというふうに呼ばれています。